こんにちは、台湾駐在妻です。
今回は台湾師範大学の国語教学センターの学期クラスについてご紹介します。
台湾語学留学やワーホリで来られる方が語学学校を選ぶ際の何かヒントになれば嬉しいです。
結論3ヶ月間でほとんど話せない状態から簡単な会話ができるまで成長することができました!
台湾師範大学の語学学校に入学するための手続きはこちらをチェックしてください。
学期クラスの種類
レギュラークラスなら2時間の授業と1時間のマルチタスクトレーニング、インセンティブクラスなら3時間の授業になります。人数によってさらに6〜10人はA、13〜20人はBと分かれます。
私はレギュラークラスAにしました。
インセンティブクラスを受けていないので、詳細はわかりませんが、先生曰く、インセンティブクラスは3時間の授業で進むスピードや小テスト、宿題の量もかなり多いみたいです。
また、Bクラスは大人数なので先生も生徒1人1人のペースにはなかなか合わせられず、授業中の発言する機会はとても少ないとのことでした。
また、レギュラークラスA以外は授業時間の選択がかなり限られます。
レギュラークラスA
1日2時間授業があります。時間は8時、10時、12時、14時、16時、18時の6つから選ぶことができます。新入生は10時の授業は選択できません。
いろんな時間が開講していますが、後に載せるビッククラスと言って大講堂での授業が10時に集中しています。もしビッククラスもしっかり受けたいという方はその前後の時間の授業時間を選ぶことをおすすめします。
クラス分けと変更
入学時にクラス分けテストがあり、振り分けられます。私のテスト結果は10点台とかでした!
一番初級のクラスかと思いましたが、どうやらいきなり教科書を使わずにピンインや発音、漢字の書き方などそこから始まるクラスもあるみたいでした。
なので全く中国語がわからない方も基本のところから教えてくれるので安心できます。
もし授業のレベルが高すぎる、低すぎるなどあればクラス変更期間が1週間設けられているので1度だけ変更することができます。
この期間にかなり人が入れ替わりました!
クラスメイト
私のクラスはベトナムや韓国などアジア圏のクラスメイトが多かったです。年齢は20代から30代と同世代でした。
気になる日本人の割合は5割!!多分私のクラスは多かったと思います。
クラスメイトのみんなはとてもフレンドリーで授業終わりや週末にたくさん遊びにいきました!
教科書
台湾師範大学が出版している當代中文課程を使用します。オリエンテーションの後に販売しておりそこでまとめて買うと少し安いです。課本と功課合わせて6冊で1,400元ぐらいでした。
授業内容とスピード
先生はネイティブで中国語と英語を使っての授業です。先生によりますがとてもゆっくり話してくれるので大体は聞き取ることができますよ!
大体1週間で課本の1課が終わります。1週間に2回聴写という小テスト、1回単元のテストがありました。
3ヶ月で課本第1課から10課まで終わります。最終月の中頃にリスニング、スピーキング、ライティングの大試験があり60点以下だと次の学期で上のクラスに上がることができません。ただ、しっかり授業を受けていれば大丈夫です。私でも99点取れました!
授業中は発言するタイミングがたくさんあり、前を見て授業だけではなく対話をする時間がたくさんありました。先生がうまく汲み取ってくれていたので、とにかく何か発言していました!
クラスメイトはみんな真面目な子ばかりで、楽しく乗り切れたと思います。
ビッククラス
もしワーホリやARCのビザではなく学生ビザで来ている場合、レギュラーコースは週15時間のマルチタスクトレーニングが必須です。
マルチタスクトレーニングはビッククラス授業を受けるか図書館での自習をして規定時間クリアしないと学生ビザでの滞在が難しくなるとのことでした。
ビッククラスは発音や漢字の書き方、台語などさまざまあって自分のレベルに合った授業に参加することができます。自分のクラス以外の学生とも知り合える機会にもなるのでたまに参加していました。
文化課
授業とは別で習字や太極拳など習い事のような授業も追加で受けることができます。
ただ、人気の授業は早々に締め切られていたり、逆に人数が集まらないと開講されなかったりするので気になる方は早めに相談に行った方がいいかと思います。
私は太極拳に興味がありましたが人数が集まらず開講しないかもと言われたので断念しました。
郊外学習
全クラスあるかは不明ですが私のクラスでは週末に郊外学習としてパイナップルケーキ作りがありました。
授業以外にもいろんな機会を設けてくれるので学生生活も楽しみたいという方にはいいかと思います。
学校設備
学校には図書館やジム、プールなどの設備が充実しており、お手軽に利用することができます。
図書館は2つあり、利用は無料。本を借りる際は有料になります。
まとめ
あっという間の3ヶ月間でした。読んだり書いたりすることも大事ですが、ほとんどの方の語学の目標はコミュニケーションを取ることだと思います。
授業でどれだけ単語や文法を習ってもアウトプットしなければなかなか身につきません。そしてその機会を作るのは自分次第。
私は学校内ではできるだけ日本語を控え、クラスメイトの誘いは断らずたくさん遊びに行って中国語を使う機会を増やそうと意識していました!
どのペースがいいかはみんな違います。ただ師範大学はその機会をみんな平等に与えているような学校だと思いました。
私は先生やクラスメイトに恵まれ、中国語を学ぶ環境はとても整っていたと思います。
語学学校をどこにしようか迷われている方の参考になれば嬉しいです。
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